弦の交換タイミングについて
こんにちは。 桐本です。
ギターを始めてまもない方や初心者の生徒さんからいただく質問として代表的な質問として弦の交換時期やタイミングってどうするのかを聞かれます。
今回は交換時期やなぜ交換する必要があるのかを解説していきます。
理由
弦は人間の汗などによりサビが生じます。
サビることによるデメリットとして代表的なものとしては下記となります。
1.音が劣化する
サスティーン(音の伸び)が損なわれることやきらびやかさが失われることによりギターの音色に悪影響を及ぼします。
2.フレットへのダメージがある
ギターを演奏し終えると左手に銀色の粉がついていたという経験はないでしょうか?
これはフレットが削れたものが指先へとついているものとなります。
サビた弦とフレットがこすれることでフレットの摩耗が大きくなり、フレットを交換の時期が早まります。
そのほかにも弦が切れやすくなる・チューニングの安定性など多数ありますが弦交換をいないということは演奏上・ギター本体にとって非常にデメリットがあることが把握してあげてください。
それでは交換時期はどの程度なのかという点についてです。
人によってこのタイミングの言及は大きく期間が乖離しています。
これは演奏時間や弦の種類・ギターの管理方法など人によって細かく違うため、ずれが発生します。
その為、おおよそこの程度で交換するという期間目安から自身の演奏時間や管理から期間を考えていきましょう。
前提として通常弦のポテンシャルが維持できる期間は2週間程度と言われています。
考え方としてはこの弦のポテンシャルを元に練習頻度で増減させていきます。
毎日ギターを2時間以上練習しているといった方は2週間~3週間程度で変えてみましょう。
逆に週の半分程度の練習時間や週末、休みの日だけといった方は1か月程度といったように考えていくと自身の弦の交換時期が見えてくるかと思います。
少しずつ把握ができてくれば夏などの汗をかきやすい時期なのか練習後にクロスでしっかりと掃除をしていたか、次のライブ予定に合わせてなどほかの要素を組み合わせてみてください。
また弦の交換タイミングの伸ばす方法としてはコーティング弦という弦の寿命が通常弦とは違ったものも存在します。
値段自体は通常弦と比較すると高価ですが交換回数を含めたコストパフォーマンスは高くなっています。
私自身は弦の状態を把握していくこともギターから学ぶ1つだと考えていますのでメイン使用の弦は通常弦ですがサブギターや趣味として所持している弦はコーティング弦を使用しています。
このようにギターによって使い分けも可能ですのでぜひ、交換タイミングを考えるとともに弦の選択の参考にしてみてください。
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